【株式投資】米株暴落の予兆は数日前から出ていた!重要指標VIX指数
『米株調子よかったからどんどん買っていったら急落して含み損になってしまった!』
なんていう人も今日は多かったのではないかと思います。
ツイッターを見れば連日高値を更新し上がってる銘柄を自慢されて『自分も!』
と思う気持ちはすごくわかります・・・
ですが今回はそろそろ直近下がる予兆が出てたのでそれを紹介したいと思います。
暴落時に上がるVIX指数に要注意!
VIX指数というのはVolatility Indexの略で、シカゴオプション取引所がS&P500種指数のオプション取引の値動きをもとに算出・公表している指数です。
別名『恐怖指数』と呼ばれていて投資家が先行きに不安を感じると上がります。
オプション取引というのはその商品をその時の値段で買うないし売る「権利」を
取引しています。
権利なのでいらなければ放棄することができるのが最大の利点です。
例えば1株100円のものを3か月後100株買う権利を権利料を払って
確保しておきます。
3か月後上がっていれば100円で100株取得し下がっていれば権利を放棄する
という保険的な使い方ができます。
さて、それでは実際VIXチャートを見て過去どうなっていたか確認してみましょう。
コロナショック時~現在までの日足VIXチャート
ご覧のようにコロナショック時VIXは最大83.5まで上がりました。
一番低かった2/12にはS%P500はコロナショック時前最高値の3379.45を付け
その後しばらく揉みあったあと2/24から暴落し始め
3/23には2237.40まで下がり下落率33.79%を記録しました
その後6/5まで順調に頭を切り下げていてS&P500も順調に回復していましたが
6/8の3232.39から6/11まで3日連続下落し-230ほどの調整が入りました
このようにVIXの上がり始めから実際に値が下がり始めるまでは少しラグが
あるのでVIXが上がってるのにS&P500も上がってるないし高値で止まった
時は要注意なのです。
今回の暴落はどうだったのか
VIX自体は3/17にS&P500史上最高値を更新した日を底に上げ始めていた。
その後S&P500は9/2に3580.84までほとんど調整なしに上げ続けたが
VIX指数も上がっていくという不気味な状態だった。
このように今回もVIX指数は調整が入る前に上がり始めていました
こういうパターンは多いので上げてる最中はVIXを注意してみておくのが吉。
上がってきたら一旦利確してポジションを減らすかVIX連動型のETF
を少し買ってヘッジポジションを取っておくと損失が抑えることが
できるので参考にしてみてほしい