【株式投資】光世証券(8617)決算レポート
こんばんは!シブスキ(@civsuki)です。
今日は決算カレンダーを眺めていたらたまたま見つけた光世証券の
中間決算についてレポートを書きたいと思います。
2019年期、2020年期と赤字続きだったのが今期第1、第2四半期とも好調なようで
上昇相場の恩恵を受けて経営も持ち直したようです。
↓決算短信リンク
https://www.kosei.co.jp/documents/2021q2.pdf
目次
1.営業収益成長率
純営業収益は8億5100万円、純営業収益成長率は前年同期比+483.0%でした。
自己売買部門が上昇相場の恩恵を受けて好調なようで
6億3300万円の利益、前年同期比+478.1%が計上されています。
また委託手数料も前年同期比176.6%と好調なので
本業上手く行ってることがうかがえます。
2.営業利益率
営業利益は3億8400万円、営業利益成長率は今期黒字化
営業利益率は41.48%でした。
利益をトレーディング収益に大きく依存しておりその点上昇相場が
続けば黒字上昇がもたつけば利益が減っていくという構造になっているようです。
また取引しているものの内訳はほぼ株式のみなので株式相場の状況次第
といけるのではないかと思います。
3.EPS成長率
EPSは33.71円、EPS成長率は黒字転換でした。
純利益も営業利益同様トレーディング収益に大きく依存しているので
株式相場上昇局面では利益が期待できるでしょう。
4.キャッシュフロー
営業CF 4億1900万、前年同期比+3.97%
現金同等物75億6800万、前年同期比+12.10%
CFも順調に回っているようで黒字倒産の危険もないですね。
5.総評
コロナ禍後の上昇相場をうまくとらえて利益を上げている会社なので
今後も上昇が続くと考えるならこれからも堅調に業績をあげてくるかもしれないな
と思いました。
ただ予想配当利回りは1.19%なので株価上昇も伴わないと投資先としては厳しいかな
という印象です。
前期まで赤字で今期2四半期連続いい決算を出してきているので底打ちして上昇
していく可能性はあるなと思いました。
今回は以上になります。
見ていただきありがとうございました!